世界一簡単な栄養バランス改善法
食事を簡単にすまそうとすると主食は多くなります。
主食とは炭水化物という栄養素を多く含む食品であり、炭水化物とは糖質と食物繊維が組み合わさった栄養素です。「炭水化物」という言葉を「主食」という意味で使う人もいますが、これは間違いです。
主食中心の食事で特に不足する栄養はマグネシウム、亜鉛、鉄分、ヨウ素、ビタミン、タンパク質、カルシウムです。
この中で特に深刻なのがビタミン、タンパク質、カルシウムの不足です。
ビタミンとカルシウムはサプリメントを使うのが確実で簡単で、1日 あたり 15円 程度ですみます。
タンパク質の必要量は体重の 1/1000 です。つまり、体重 ～kg から k を取った数字、体重 60kg なら 60g ということですね。
主食だけで必要量をクリアするのは、アミノ酸スコアという面から見ても無理です。アミノ酸スコアは少し面倒なので、大豆や肉、魚、卵、乳製品などからもタンパク質を取る必要があるとだけ覚えておけばいいでしょう。
例えば、きな粉やスキムミルク、サバ缶、ホエイプロテインなどです。
特にきな粉は値段も安く、食前に水で溶かして飲むと血糖値の急上昇を防ぐ効果もあり、食物繊維、マグネシウム、亜鉛、鉄分、抗酸化作用もある素晴らしい食品です。
そのため、このブログでは全面的にきな粉を推していきます。
ヨウ素は、昆布エキスが入ったインスタント味噌汁を 1杯 飲むだけで補えます。
栄養バランスを考えるなら、とりあえずこれらを抑えておけば良いでしょう。ただし、健康的な食事という面では少し不十分ではあります。
なお、これらはあくまで一般論であり、すべての人の健康を保証するものではありません。
